厳しい幼児の声、集中がない。
タイトル---厳しい幼児の声、集中がたりない。第1130号 24.01.29(日)
昨日は厳寒の中、24名でお稽古しました。稽古にきてくださる子供たちは大変毛並みがいい人ばかりです。まずは道場いりして、すぐ漢籍の言葉の書き取りをはじめてくれます。子供たちには漢籍の言葉は難解であるということは理解していますが、それでもいいと思います。
かく申す私は、現職時代、昼食時間の半分・30分間を利用して、『論語』『孟子』等々、原文、訳文、用語の解説を毎日書いたものです。当時の私は、円心会道場で書き取りをする子供たちと何ら変わりのないくらい、何がなんだか分からなかったのです。でも、今日、子供たちに漢籍をよんでください、というお願いは出来るようになりました。だから、書き取りをする子供たちは将来必ず役立つ筈です。
ここで大事なことは、親御さんがそういうことは大した効果はないと早合点し、子供のやる気を削ぐようなことをすれば、そういう処の子供さんには大した教育効果はないでしょう。
さて昨日は、子供たちを二組に分けて型などをして貰いました。上級の組は大体2年生以上で簡単な型は出来るグループです。低級のグループは4歳児から2年生くらいで入門したての新人スターたちでした。
最初に上級グルーブに型をして貰った時のことです。4..5歳の子供たちは前列に正座して先輩の型をみてもらいました。
先輩グループが終わってから、判定をしてもらいました。はじめは半分が△でした。ところがその中のひとり、竹中太一君が、「しゅうちゅうがない」と指摘しました。多分「集中してない、真剣さが足りない」ということであったろうと思いました。
思わずびっくりしてしまいました。当の本人は大してできないのですが、その観察眼にびっくりしたのです。思うに、どんな子供も、真剣にみているということです。だから、4.5歳の幼児だと思って見下げてはならないということだと思いました。この太一君は、ときとどき大人顔負けの質問をするのです。
稽古の時、他の師範に任せながら、私は子供たちの間を歩いたりするのです。ところが、「あなたはなぜやらないのか」という質問を受けたことがありました。この時もびっくりしました。手を結ばない人、腰を落としていない人がいるから、そういう人に注意をしてあげるのです、と説明をしたら納得して貰いました。
ここで母上様にお願いです、こういう場合、よけいなことを言うな、とさえぎらないで欲しいのです。よくみているね、すばらしいね、と褒めてあげてください。こどもはみているのです。
特に夫婦が寝床で仲良くしているのを見て見ぬふりをしているみたいです。山田家の子供たちは、時たまそういうことを口走ったりしたものです。
仲良きことは美しきかな、と。


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